2007年04月24日

谷川流『涼宮ハルヒの分裂』の読後感想

ハルヒシリーズ第9弾。
『ハルヒの分裂』というから、ハルヒが2人出てくるのかと思ったら違いました。
スートリーが分裂しています。
『分裂』は上下2巻本の上巻。まだスートリーの序盤という感じ。
新キャラクターも登場し、次巻の『驚愕』が楽しみです。

涼宮ハルヒの分裂
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2006年06月25日

谷川流『涼宮ハルヒの憤慨』の読後感想

「涼宮ハルヒ」シリーズ8弾は中編ふたつ。
「編集長★一直線!」では、ハルヒが編集長になります。SOS団が寄生している文芸部の機関誌の。
いよいよSOS団と生徒会との戦いが始まりました。
朝比奈さんの書いた童話(?)や長門の幻想ホラー(?)、キョンの恋愛小説(?)が読めます。
とくに長門の書いた文章がよくわからなくて印象的。

「ワンダリング・シャドウ」は、幽霊話。
朝比奈さんが巫女装束に扮せられ除霊を試みます。
実際に活躍するのは長門。
長門がますますかわいくなっています。

涼宮ハルヒの憤慨
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2006年06月15日

谷川流『涼宮ハルヒの陰謀』の読後感想

「涼宮ハルヒ」シリーズ7弾は、久しぶりの長編。
朝比奈さん(大)からの指令により動かされる、キョンと朝比奈さん(小)。
いったい朝比奈さん(大)は何をしたいのか。

未来から過去への働きかけ。
未来というのは固定されたものではなく、ちょっとしたことで変わってしまう不確定なものらしい。
朝比奈さん(大)からの指令も、ちょっとしたこと。それで歴史が変わってしまう。

時間移動が可能になったら、歴史はいったいどうなってしまうのか。
というか、いまの私たちの歴史自体が未来からの働きかけを受けて、なったものなのかもしれない。

肝心の涼宮ハルヒの陰謀は、かわいらしいものでした。
ほのぼのとした読後感。

涼宮ハルヒの陰謀
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2006年05月30日

谷川流『涼宮ハルヒの暴走』の読後感想

「涼宮ハルヒ」シリーズ第5弾となる中短編集。

「エンドレスエイト」
「孤島症候群」のあとの夏休みのお話。夏休みの終わり頃になると、夏休みがずっと続けばいいのに、とか子供の頃は思っていたかもね。
しかし、15498回って。長門有希の忍耐力はすごいです。

「射手座の日」
SOS団対コンピ研のお話。
コンピ研自作の対戦ゲームで勝負するのだから、勝敗の行方は最初から目に見えていましたが、どっこいSOS団には長門有希がいます。
長門有希、八面六臂の大活躍。長門有希が熱くなります。

「雪山症候群」
夏休みの孤島合宿に続き、SOS団の冬休み合宿は吹雪の山荘。
どのお話もそうですが、凉宮ハルヒが何も気づいていないというのがおもしろいです。
このお話も長門有希が密かに活躍。キョンや古泉くんもがんばります。

長門有希の今後が気になります。

涼宮ハルヒの暴走
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2006年05月20日

谷川流『涼宮ハルヒの消失』の読後感想

「涼宮ハルヒ」シリーズ第4弾。
気がつくと、キョンは「涼宮ハルヒ」が消失した世界にいた。
キョンは「涼宮ハルヒ」を探し求める。
キョンにとって「涼宮ハルヒ」のいる世界といない世界、どちらがいいのか。

これまで「涼宮ハルヒ」に終止振り回されていた感のあるキョンがこの巻では自らの意思で行動します。
この巻は楽しいだけでなくちょっと感動してしまいました。4巻までの「涼宮ハルヒ」シリーズのなかでは最高によかったです。

涼宮ハルヒの消失
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2006年05月18日

谷川流『涼宮ハルヒの退屈』の読後感想

「涼宮ハルヒ」シリーズ第3弾。
時系列的には1巻と2巻の間に位置する、4篇の中短篇。

涼宮ハルヒの暴走ぶりが楽しい「涼宮ハルヒの退屈」。SOS団が草野球大会に出場し、優勝を目指します。ハチャメチャです。(^-^;A

タイムトラベルものの「笹の葉ラプソディ」。ですけれど、あまり朝比奈みくるは活躍しません。かわいいからいいですけれど。過去や未来のエピソードにつながるお話です。

涼宮ハルヒが描いたSOS団のエンブレムから始まる騒動を描く「ミステリックサイン」。
これらの3つの短編では長門有希が密かに大活躍。長門有希は本当になんでもできます。

「孤島症候群」は、孤島を舞台にしたミステリー仕立ての中編。傍若無人なだけでないハルヒの別の一面を見ることができます。

ともかくも「涼宮ハルヒ」は楽しいです。

涼宮ハルヒの退屈
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2006年05月16日

谷川流『涼宮ハルヒの溜息』の読後感想

「涼宮ハルヒ」シリーズ第2弾。
涼宮ハルヒ率いるSOS団は文化尊に向けて自主映画の制作を開始。
総指揮・総監督・演出・脚本は、涼宮ハルヒ。
出演は、SOS団の宇宙人未来人超能力者の面々。
裏方の雑用がキョン。
映画制作が進むにつれ、ハルヒが暴走。

この本も楽しく読めました。
ただ自主映画の主演女優が朝比奈みくるなのだから、彼女の人物像をもっと掘り下げられればもっとおもしろかったかも。
キョンの一人称で語られる小説なので、仕方ないか。
キョン自身がみくるのことをわかっていないから。みくる自身がキョンに自身のことを語らない。みくるは何かと言えば「禁則」ですからねえ。

涼宮ハルヒの溜息
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2006年05月10日

谷川流『涼宮ハルヒの憂鬱』の読後感想

ライトノベルなんて今まで読んだことなかったのですが、「涼宮ハルヒ」はとても話題になっていて売れまくっている(Amazonトップセラー(和書)Amazonトップセラー(DVD)Amazonトップセラー(音楽))ので購入して読んでみました。

とてもおもしろいです。売れるだけのことはあります。
キャラクターの魅力でここまで読ませるとは。

涼宮ハルヒのぶっ飛び具合はすごいです。
「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上」
高校入学早々のクラスでの自己紹介での涼宮ハルヒの挨拶。

小説の登場人物って、読んでいるとき、普通、人間を思い浮かべますよね。
だけれど、これはイラストの、アニメのような2次元のキャラが思い浮かびます。
アニメのような小説です。

ハチャメチャな学園もののようで、SFのようでもあります。
とにかく楽しんで読める1冊です。

涼宮ハルヒの憂鬱
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