2009年03月27日

惠隆之介『敵兵を救助せよ!―英国兵422名を救助した駆逐艦「雷」工藤艦長』の読後感想

1942年、ジャワ島北方のスラバヤ沖海戦。
その海戦で駆逐艦「雷(いかずち)」は、戦闘海域で、乗務員の2倍にもなる敵英兵全員を救助するという世界海戦史上空前絶後の救助作業を行ないました。

戦闘海域で遭難者を救助するということは大変なリスクがあり、味方の兵の救助でさえ難しいというのに、「雷」は四百数十名もの敵英兵を救助しました。

その「雷」の艦長が工藤俊作。
工藤俊作は、救助した英兵の前で英語でスピーチしました。

You had fought bravely.
Now you are the guests of the Imperial Japanese Navy.
I respect the English Navy, but your government is foolish to make war on Japan.

こんな人物がいたのかと驚かされます。

この工藤俊作艦長の行動は、英国や米国の海軍軍人を驚嘆させましたが、日本ではこの事実はほとんど知られていません。

日本の歴史は断絶されているなあ。



敵兵を救助せよ!―英国兵422名を救助した駆逐艦「雷」工藤艦長
敵兵を救助せよ!―英国兵422名を救助した駆逐艦「雷」工藤艦長惠 隆之介

おすすめ平均
stars武士道は軍人としてあるべき姿だ
starsテーマは良いのだが
stars兵学校教育の真髄を垣間見る一作

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タグ:日本史
posted by てつ at 12:01 | 和歌山 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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