2006年01月10日

菅浩江『永遠の森 博物館惑星』の読後感想

菅浩江(すがひろえ)さんの、やさしくて美しい9つの短編からなるSF連作短編集。

地球と月の重力均衡点のラグランジュ・ポイントに浮かぶ巨大博物館「アフロディーテ」。そこには全世界のありとあらゆる芸術品や動植物が収められている。
そこには優れたデータベース・コンピュータがあり、学芸員たちは脳をデータベース・コンピュータに直接接続し、収蔵品の分析鑑定研究に勤しんでいる。

主人公は「アフロディーテ」の学芸員、田辺孝弘。
ときおり「アフロディーテ」にはいわく付きの物品が搬入される。その物品の謎を田辺はデータベース・コンピュータを駆使して解き明かす。
のだが、もちろんデータベース・コンピュータだけで簡単に謎が解けるわけではない。

読んでいて、何か優しい気持ちになれます。とても心地のよい、いい本です。

「ベストSF2000」国内篇第1位、第32回星雲賞、第54回日本推理作家協会賞受賞作。

永遠の森  博物館惑星
永遠の森 博物館惑星
菅 浩江

関連商品
五人姉妹
アイ・アム I am.
末枯れの花守り
“柊の僧兵”記
歌の翼に―ピアノ教室は謎だらけ
by G-Tools
タグ:菅浩江
posted by てつ at 10:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | SF | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。